2026年12月22日(火)は冬至です。この日に合わせて、東京・新宿区の穴八幡宮では金運のお守り「一陽来復」の授与が始まり、埼玉県さいたま市の一山神社、埼玉県行田市の前玉神社では「冬至祭」が執り行われます。
この記事では、穴八幡宮の一陽来復の授与期間・授与時間・初穂料、一山神社の柚子まつり(火渡り神事)、前玉神社の冬至祭(悪星除け)について、開催日時やアクセスなど参拝前に知っておきたい実務情報をまとめて紹介します。
2026年の冬至はいつ?一陽来復の由来も紹介
2026年の冬至は12月22日(火)です。冬至は1年のうちで昼の時間が最も短く、夜が最も長くなる日とされています。
古くから冬至は、陰の気が極まって再び陽の気に転じる節目の日と考えられてきました。穴八幡宮の「一陽来復」という言葉も、この「陰が極まって陽に転じる」ことに由来しており、冬至を境に運気が上向くようにという願いが込められています。
同じ冬至には、埼玉県内の神社でも無病息災を願う行事が行われます。それぞれ内容や参拝のしやすさが異なるため、1つずつ見ていきましょう。
穴八幡宮(東京都新宿区)|一陽来復のお守り
穴八幡宮は、金運アップのお守り「一陽来復(いちようらいふく)」で全国的に知られる神社です。冬至・大晦日・節分の年3回、深夜0時に決まった方角へ向けてお守りを貼ることで金運・開運が訪れるとされ、毎年多くの参拝者が訪れます。
授与期間・授与時間
2026年度の一陽来復御守は、2026年12月22日(冬至)から2027年2月3日(節分)まで授与されます。授与時間は時期によって異なるため、訪れる前に以下の時間帯を確認しておきましょう。
- 12月22日(冬至当日):午前5時頃〜午後9時頃
- 12月23日〜12月31日:午前8時〜午後7時
- 1月1日〜2月3日(節分):午前9時〜午後5時
冬至当日は早朝から多くの参拝者が訪れ、授与所周辺が混雑しやすい傾向があります。余裕を持って訪れることをおすすめします。正確な授与時間は毎年変更される場合があるため、参拝前に穴八幡宮の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
初穂料
- 一陽来復御守(貼るタイプ):1,000円
- 一陽来復懐中御守(お守り袋タイプ):400円
お守りを貼る日時・方角
一陽来復御守は、冬至・大晦日・節分のいずれかの深夜0時に、その年の恵方(吉方位)に向けて貼るのがよいとされています。つまり2026年度は、12月22日深夜0時、12月31日深夜0時、2027年2月3日深夜0時の3回がお守りを貼るタイミングの目安です。
貼る方角は毎年変わります。恵方は社務所で授与時に案内されるほか、公式サイトでも確認できるため、お守りを受け取る際に必ずチェックしておきましょう。
郵送での授与は行っていない
一陽来復御守について「郵送してもらえる」という情報がインターネット上で見られることがありますが、穴八幡宮の公式サイトのFAQでは、参拝を大切にする観点から郵送や通信販売は一切行っていないと明記されています。確実に授与を受けたい場合は、必ず直接参拝しましょう。
アクセス
所在地は東京都新宿区西早稲田2-1-11。東京メトロ東西線「早稲田駅」3B出口から徒歩約5分です。都営バス「馬場下町」停留所からもアクセスできます。
一山神社(埼玉県さいたま市)|冬至祭(柚子まつり)
一山神社は、さいたま市中央区にある神社で、冬至の日に行われる「冬至祭」で知られています。参拝者に柚子が配られることから「柚子まつり」とも呼ばれ、さいたま市の無形民俗文化財にも指定されている伝統行事です。
開催日時
冬至祭は毎年冬至の日に開催されるため、2026年は12月22日(火)が開催日にあたります。開始時間は例年午後2時頃からです(2024年実施時は14時開始)。年によって時間が前後する可能性があるため、訪れる前に一山神社の公式情報やSNSで最新の開催時間を確認しておくと安心です。
内容
冬至祭では、一年間の穢れを祓い無病息災・家内安全を願う「火渡り」が行われます。燠火(おきび、燃えきって白くなった炭火)の上を素足で渡る神事で、見学だけでなく参拝者自身も参加できるのが特徴です。
火渡りに参加した人には柚子が配られます。参加は無料で、特別な申し込みも不要です。防寒対策をしたうえで、素足になれる準備(厚手の靴下を脱ぎやすい靴など)をしておくとよいでしょう。
アクセス
所在地は埼玉県さいたま市中央区本町東4-10-14。JR埼京線「与野本町駅」西口から徒歩約15分です。
前玉神社(埼玉県行田市)|冬至祭(悪星除け)
前玉神社(さきたまじんじゃ)は、「埼玉県」の名前の発祥地ともいわれる行田市埼玉の古社です。さきたま古墳群に隣接し、冬至の日には「悪星除け」とも呼ばれる冬至祭が執り行われます。
開催日時
前玉神社の冬至祭は、毎年12月22日の冬至当日に、午前11時から11時40分頃まで行われます。2026年も同様に12月22日(火)の開催が見込まれますが、正式な日時は前玉神社(電話:048-559-0464、受付時間10時〜16時)への確認、または公式サイトの告知で確認すると確実です。
内容
冬至祭では、参拝者の罪や穢れを祓う「修祓(しゅばつ)」に続き、沸かした湯を清めて笹で振りかけ、参拝者の身を清める「湯立て神事」が行われます。冬至を境に寒さが厳しくなり、生命力が弱まって病気や災いが起こりやすくなるとされることから、無病息災と方位・年回りの除災を祈願する神事です。
参列は自由参列で、事前の申し込みは不要です。当日会場へ足を運べば誰でも参列できます。
アクセス
所在地は埼玉県行田市埼玉5450、さきたま古墳公園に隣接しています。秩父鉄道「行田市駅」から市内循環バス(観光拠点循環コース)右回りに乗車し、「埼玉古墳公園前」下車徒歩約8分です。駐車場は無料で利用できます。
3社の冬至行事を比較【早見表】
| 神社名 | エリア | 開催日時(2026年) | 内容 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| 穴八幡宮 | 東京都新宿区 | 12/22〜2027/2/3(時間帯は時期により変動) | 一陽来復御守の授与 | 400円・1,000円 |
| 一山神社 | 埼玉県さいたま市 | 12/22(火)午後2時頃〜 | 冬至祭(火渡り・柚子の授与) | 無料 |
| 前玉神社 | 埼玉県行田市 | 12/22(火)11:00〜11:40頃 | 冬至祭(悪星除け・湯立て神事) | 無料(自由参列) |
一陽来復のお守りをいただきたい場合は東京の穴八幡宮へ、火渡りや湯立て神事といった冬至ならではの神事を見学・体験したい場合は埼玉の一山神社・前玉神社へ足を運ぶのがおすすめです。いずれも遠方であれば日帰りで1社ずつ参拝する形になるため、無理のない範囲で予定を立てましょう。
冬至の神社参拝で気をつけたいこと
- STEP 1開催時間を事前に確認する
穴八幡宮の授与時間、一山神社・前玉神社の冬至祭の開始時間は年によって変わることがあります。公式サイトや電話で最新情報を確認してから出かけましょう。
- STEP 2防寒対策をして早めに到着する
冬至は1年で最も日が短く冷え込みが厳しい時期です。屋外での神事や行列が発生することもあるため、暖かい服装で時間に余裕を持って到着しましょう。
- STEP 3授与所・会場の案内に従う
穴八幡宮の一陽来復は授与所、一山神社・前玉神社の冬至祭は神事の会場がそれぞれ決まっています。当日は社務所や案内板の指示に従って並びましょう。
- STEP 4お守りを貼る日・方角を控えておく
一陽来復御守を受けた場合は、貼る日(冬至・大晦日・節分の深夜0時)と恵方をメモしておくと、当日になって慌てずに済みます。
よくある質問
- Q一陽来復のお守りはいつ貼ればいいですか?
- A
冬至・大晦日・節分のいずれかの深夜0時に、その年の恵方に向けて貼るのがよいとされています。2026年度は12月22日、12月31日、2027年2月3日の深夜0時が目安です。
- Q穴八幡宮の一陽来復は郵送で受け取れますか?
- A
郵送には対応していません。穴八幡宮の公式サイトでも、参拝を大切にする考え方から郵送・通信販売は一切行っていないと案内されています。インターネット上に郵送に関する情報が見られても、公式情報ではない点に注意しましょう。
- Q一山神社の冬至祭(柚子まつり)は誰でも参加できますか?
- A
はい、火渡り神事は誰でも参加でき、参加費も無料です。素足で燠火の上を渡る神事で、参加者には柚子が配られます。見学のみの参加も可能です。
- Q前玉神社の冬至祭に予約は必要ですか?
- A
予約は不要です。自由参列のため、開催時間(例年11:00〜11:40頃)に合わせて会場へ行けば誰でも参列できます。
- Q冬至に神社へお参りするのはなぜですか?
- A
冬至は1年で最も昼が短く、陰の気が極まって陽に転じる節目の日とされています。運気の上向きや無病息災を願う行事が各地の神社で行われてきました。
まとめ
2026年12月22日(火)の冬至には、東京の穴八幡宮で金運のお守り「一陽来復」を受けられるほか、埼玉の一山神社では柚子まつり(火渡り神事)、前玉神社では冬至祭(悪星除け)が執り行われます。
一陽来復は郵送を行っていないため、お守りが欲しい場合は授与時間内に直接参拝する必要がある点に注意しましょう。一山神社・前玉神社の冬至祭はいずれも参加無料・予約不要なので、冬至ならではの神事を気軽に体験したい人にもおすすめです。
年末にかけての神社行事としては、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。


