どんど焼き(左義長)は、お正月に飾った門松やしめ縄、1年間お守りいただいたお札・お守りを神社の境内で焚き上げる、小正月(1月15日)前後の伝統行事です。
結論から言うと、東京では愛宕神社(1月7日)・花園神社(1月8日)・鳥越神社(1月8日)・日枝神社(1月15日)など、例年1月7日〜15日に複数の神社で行われています。鎌倉の鶴岡八幡宮では「左義長神事」として毎年1月15日午前7時に執り行われます。
2027年の個別の日程は、本記事の執筆時点(2026年10月)ではまだ公式発表されていない神社がほとんどです。この記事では、各神社の公式サイトで確認できた例年の開催日・受付方法をもとに、2027年1月に向けての目安をまとめます。訪問前に必ず各神社の公式サイトで最新の日程を確認してください。
どんど焼きと左義長の違いは?
どんど焼きと左義長は、基本的に同じ行事を指す呼び名の違いです。関東では「どんど焼き」、関西や一部地域では「左義長」と呼ばれることが多く、地域によって「とんど焼き」「さいと焼き」などの呼び方もあります。
正月に迎えた年神様を、お正月飾りを焚き上げる火とともにお送りするという意味が込められており、その火にあたったり、焼いた餅を食べたりすると無病息災で過ごせるといわれています。
東京のどんど焼きスケジュール(例年の開催日)
東京都内では、江戸時代に防火のため規制された歴史があることもあり、神社でのどんど焼きを現在も続けている場所は限られています。公式サイトで確認できた例年の開催情報は以下のとおりです。
| 神社名(行事名) | エリア | 例年の開催日 | 受付方法 |
|---|---|---|---|
| 愛宕神社「七草火焚き祭り」 | 港区 | 1月7日 11時〜 | 当日持ち込み |
| 花園神社「湯の花神事」 | 新宿区 | 1月8日 11時〜 | 古札納所に納める |
| 鳥越神社「とんど焼き」 | 台東区 | 1月8日 13時〜 | 特設納所に開催3日前〜当日午前中 |
| 日枝神社「神符焼納祭」 | 千代田区 | 1月15日 10時15分〜 | 古神札納所に納める |
| 大宮八幡宮「とんど焼」 | 杉並区 | 1月15日 11時30分〜 | 古札納所に納める |
愛宕神社の「七草火焚き祭り」は公式サイトで1月7日11時からの開催が明記されており、お焚き上げの火にあたった参列者には七草粥が先着順で振る舞われます。日枝神社の「神符焼納祭」も公式サイトで1月15日午前10時15分からと案内されています。いずれも2027年の具体的な日程はまだ発表されていないため、12月頃に改めて公式サイトを確認することをおすすめします。
鎌倉・鶴岡八幡宮の「左義長神事」
関東で「左義長」という名称そのものを使った神事として知られるのが、鎌倉・鶴岡八幡宮の「左義長神事」です。鶴岡八幡宮の公式サイトによると、毎年1月15日の午前7時に源氏池のほとりで執り行われます。
正月のしめ飾りや門松、古いお札など境内に納められたものを積み上げ、浄火でお焚き上げする神事で、一年の穢れを祓い清め、暖かい春の到来と豊かな収穫を祈願する意味が込められています。祭典後には、お供えされていたみかんが参拝者に配られる年もあります。
開催時間が早朝7時と早いため、見学する場合は余裕を持って出発しましょう。こちらも2027年の正式な実施告知は例年12月以降になるため、訪問前に鶴岡八幡宮の公式サイトで確認してください。
持ち込む前に確認したいポイント
どんど焼きに正月飾りやお札・お守りを持ち込む際は、いくつか注意点があります。神社によって受け入れ対象が異なるため、事前の確認がトラブル防止につながります。
- その神社で授与されたお札・お守りに限定している神社が多く、他の神社・お寺のものは受け付けていない場合がある
- 正月飾りに付いているビニール・金属製の飾り・プラスチック部分は外してから持ち込む
- だるま・人形・写真などは対象外としている神社が多く、別途供養が必要な場合がある
- 持ち込める期間・時間が決まっている神社が多いため、当日の受付時間を事前に確認する
どんど焼きに参加する当日の流れ
- STEP 1持ち込むお札・正月飾りを準備する
ビニールや金属の飾りを外し、その神社で授与されたものかどうかを確認しておきましょう。
- STEP 2開催日時・受付時間を公式サイトで確認
神社によって当日持ち込みか、数日前からの受付かが異なります。訪問直前に最新情報を確認しましょう。
- STEP 3納所に納める、または当日の神事に参列する
古札納所に納めるだけの神社と、火を囲んで神事に参列できる神社があります。早朝開催の社は到着時間に注意しましょう。
- STEP 4火にあたって無病息災を願う
お焚き上げの火にあたると、その年を健康に過ごせるといわれています。七草粥や甘酒の振る舞いがある神社もあります。
よくある質問
- Qどんど焼きと左義長は違う行事ですか?
- A
基本的には同じ行事の呼び名の違いです。関東では「どんど焼き」、関西や鎌倉の鶴岡八幡宮では「左義長」という呼び方が使われています。地域により「とんど焼き」「さいと焼き」とも呼ばれます。
- Q2027年の具体的な開催日はいつですか?
- A
本記事の執筆時点(2026年10月)では、2027年分の正式な日程を発表している神社はほとんどありません。例年通りであれば1月7日〜15日頃が中心ですが、訪問前に必ず各神社の公式サイトで最新の日程を確認してください。
- Q他の神社でいただいたお守りも持ち込めますか?
- A
神社によって対応が異なります。その神社で授与されたものに限定している神社が多いため、他の神社・お寺でいただいたお札やお守りを持ち込みたい場合は、事前に電話等で確認することをおすすめします。
- Q参加費用はかかりますか?
- A
今回紹介した神社はいずれも無料で参加・持ち込みができます。お気持ちとしてお賽銭を納める形が一般的です。
まとめ
どんど焼き(左義長)は、東京では愛宕神社(1月7日)・花園神社(1月8日)・鳥越神社(1月8日)・日枝神社(1月15日)など、例年1月7日〜15日に各地で行われています。鎌倉の鶴岡八幡宮では「左義長神事」として1月15日早朝に執り行われます。
2027年の正式な日程は12月頃に発表されることが多いため、訪問が近づいたら各神社の公式サイトで最新情報を確認し、正月飾りやお札を気持ちよく送り出しましょう。
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