「厄除けのお大師さま」として知られる川崎大師(平間寺)は、厄除けの護摩祈祷が予約不要で毎日執り行われている数少ない大寺院のひとつです。祈祷料の目安は5,000円からで、当日受付だけで参拝できます。
この記事では、川崎大師の厄除け祈祷の初穂料・受付時間・予約要否を中心に、あわせていただける御朱印の情報、初詣シーズンの混雑状況まで、1回の参拝で知っておきたい情報をまとめて紹介します。
川崎大師の厄除け(護摩祈祷)|初穂料・受付時間・予約要否
川崎大師は平間兼乗(ひらまかねのり)という人物が42歳の厄年に本尊を祀って厄を除いたという由来から、「厄除けのお大師さま」として信仰されてきました。本尊・厄除弘法大師の前で、諸願成就の護摩祈祷(ごまきとう、木札を焚いて祈願する儀式のことです)が毎日執り行われています。
初穂料(祈願料)
お護摩の祈願料はお護摩5,000円・7,000円・10,000円、大護摩20,000円、特別大護摩30,000円以上です。厄年ではない方でも、家内安全や商売繁昌などの願意で祈祷を受けられます。
受付時間・予約要否
お護摩の祈祷は予約不要です。大本堂に向かって右側の「お護摩受付所」で申込用紙に記入し、受付を済ませたら案内に沿って大本堂へ入ります。祈祷開始時間の10〜15分前までに受付を済ませておくのが目安です。
平常時(2月1日・2日〜12月31日)の祈祷時間は、月〜土曜日(祝日含む)が6:00(10月〜3月は6:30)・9:00・10:30・11:30・13:00・14:30・15:30、日曜日はこれに16:00の回が加わります。毎月21日は日曜日と同じ時間割、毎月20日には19:00からの「宵大師修行」もあります。
遠方在住などで参拝できない方向けに、お護摩札の郵送・インターネット申込も用意されています。参拝できるか分からない場合は、先に郵送申込の方法を確認しておくと安心です。
川崎大師の御朱印|5ヶ所のお堂でいただける
川崎大師では、大本堂・護持志納受付所・不動堂・薬師殿・自動車交通安全祈祷殿の5ヶ所で、それぞれ異なる御朱印がいただけます。1回の参拝で複数のお堂を回れば、複数種類の御朱印を集めることができます。
| お堂 | 御朱印の内容 |
|---|---|
| 大本堂 | 川崎大師平間寺/関東八十八ヵ所霊場特別霊場/東海三十三観音霊場第33番札所 |
| 護持志納受付所 | 玉川八十八ヶ所霊場第1番札所 |
| 不動堂 | 武相不動尊霊場第1番札所/関東三十六不動霊場第7番札所 |
| 薬師殿 | 薬師殿 |
| 自動車交通安全祈祷殿 | 自動車交通安全祈祷殿 |
御朱印の初穂料はいずれも300円が目安です。受付時間は大本堂が6時〜17時30分、護持志納受付所・不動堂・薬師殿・自動車交通安全祈祷殿は9時〜16時となっています。時期や行事によって切り絵御朱印など期間限定のものが頒布されることもあるので、訪れる前に公式サイトのお知らせを確認しておくとよいでしょう。
御朱印帳も各窓口で授与されており、本尊のご宝前で祈祷されたものです。1ページ目には購入したお堂の御朱印があらかじめ浄書されています。
初詣で行くなら|参拝者数は全国有数、混雑を避けるコツ
川崎大師の初詣は、例年300万人を超える参拝者が訪れ、全国の寺社の中でも参拝者数の多さで上位に入る規模です。厄除け祈祷と御朱印をあわせて済ませたい場合、時間帯選びが重要になります。
- 最も混雑するのは元日0時〜3時。カウントダウン後の参拝客が集中し、表参道から大本堂まで長い待ち時間が発生することもあります
- 元日でも3時〜8時頃は比較的落ち着く傾向があります
- 混雑を避けたいなら、三が日の早朝6〜8時ごろ、または夕方16時以降がおすすめです
元日の深夜0時には「元旦願置護摩(がんたんがんおきごま)」と呼ばれる、事前予約制の特別な護摩祈祷が行われます。これは通常の護摩祈祷とは異なり、事前の申込が必要な点に注意しましょう。通常の護摩祈祷は三が日も含めて基本的に予約不要のまま執り行われます。
仲見世通りの屋台は元日から三が日にかけて特ににぎわい、焼きそばや焼き鳥、甘酒などの定番グルメが並びます。参拝と合わせて食べ歩きを楽しみたい方は、日中の時間帯に訪れるとよいでしょう。
よくある質問
- Q厄除けの祈祷に予約は必要ですか?
- A
通常時(2月1日・2日〜12月31日)の護摩祈祷は予約不要で、当日お護摩受付所で申し込めば参拝できます。ただし元日0時の「元旦願置護摩」のみ事前予約制となっているため、元日の最初の祈祷に参加したい場合は事前の申込が必要です。
- Q厄年ではなくても厄除け祈祷を受けられますか?
- A
受けられます。川崎大師の護摩祈祷は厄除けだけでなく、家内安全・商売繁昌・健康長寿・心願成就など様々な願意に対応しています。厄年かどうかを確認したい場合は、公式サイトの厄年早見表で前厄・本厄・後厄をチェックしてから申し込むとよいでしょう。
- Q御朱印は1回の参拝で全種類いただけますか?
- A
境内が広くないため、時間に余裕があれば1回の参拝で大本堂・護持志納受付所・不動堂・薬師殿・自動車交通安全祈祷殿の5ヶ所を回って御朱印をいただくことは可能です。ただし受付時間が異なるお堂もあるため(大本堂は6時〜17時30分、その他は9時〜16時)、遅い時間に訪れる場合は先に受付時間が短いお堂から回るのがおすすめです。
- Q初詣と厄除け祈祷を同じ日に済ませることはできますか?
- A
可能です。三が日も通常と同様に護摩祈祷が執り行われているため、初詣と厄除け祈祷をまとめて済ませられます。ただし元日0時〜3時台は表参道から大本堂まで長時間並ぶことも珍しくないため、祈祷と御朱印をゆっくり済ませたい場合は、比較的空いている早朝6〜8時ごろや三が日を過ぎてからの参拝がおすすめです。
まとめ
川崎大師は、予約不要の厄除け護摩祈祷(初穂料5,000円〜)と、5ヶ所のお堂でいただける御朱印(各300円が目安)を1回の参拝でまとめて楽しめる寺院です。初詣シーズンに訪れる場合は、元日0時〜3時の混雑を避けて早朝や夕方以降の時間帯を選ぶと、落ち着いて参拝できます。
厄年について詳しく知りたい方は厄年早見表2027|男女の厄除け祈祷まとめ、他の厄除けで有名な寺社と比較したい方は成田山新勝寺の厄除け祈祷2026|護摩焚きの時間と初穂料・予約要否もあわせてご覧ください。関東エリアの御朱印情報は【2026年12月】関東の限定御朱印まとめ|年越大祓・冬詣情報でも紹介しています。


