旧暦10月は、全国の神様が出雲に集まるとされることから「神無月(かんなづき)」ならぬ「神在月(かみありづき)」と呼ばれます。出雲大社では、この期間にあわせて「神在祭(かみありさい)」という特別な神事が行われます。
結論からお伝えすると、2026年の神在祭は11月18日(水)の神迎祭から11月25日(水)の神等去出祭まで、約1週間にわたって行われます。このうち縁結びの神事として知られる「縁結大祭」は11月23日(月・祝、定員1,850名)と25日(水、定員2,000名)の2日間で、いずれも事前申込みが必要です。申込みは往復はがきを「〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195 出雲大社社務所内 縁結大祭係」宛に郵送する方式で、往復はがき1枚につき申込めるのは1名分のみという点も押さえておきたいポイントです。一方、神在祭の期間中も出雲大社への一般参拝は通常通り可能で、境内の様子や神迎祭の行列は誰でも見学できます。
この記事では、2026年の出雲大社・神在祭の正確な日程、一般参拝の可否、縁結大祭への参列申込方法・宛先・初穂料の目安・定員、アクセスと混雑対策をまとめました。
神在祭とは?なぜ出雲に神様が集まるのか
日本各地の神社にお祀りされている神々は、旧暦10月になると出雲大社に集まり、翌年の縁結びをはじめとするさまざまな「ご縁」について話し合うと伝えられています。このため出雲地方では旧暦10月を「神在月」と呼び、逆に神様が留守になる他の地域では「神無月」と呼ぶという、日本の暦ならではの言い伝えが残っています。
神在祭は、出雲に集まった神々をお迎えし、お祀りし、お見送りするまでの一連の神事の総称です。稲佐の浜での「神迎祭」に始まり、出雲大社本殿での「神在祭」、縁結びの神事「縁結大祭」、そして神々を送り出す「神等去出祭(からさでさい)」まで、複数の神事が段階的に行われます。
2026年 出雲大社・神在祭の日程
2026年の神在祭は、次のスケジュールで斎行される予定です(最新情報は出雲大社の公式サイトで必ず確認してください)。
- 11月18日(水)19:00〜 神迎神事・神迎祭(稲佐の浜)
- 11月19日(木)9:00〜 神在祭
- 11月23日(月・祝)10:00〜 献穀祭・神在祭・縁結大祭(定員1,850名)
- 11月25日(水)10:00〜 神在祭・縁結大祭(定員2,000名)
- 11月25日(水)16:00〜 神等去出祭
神迎祭(稲佐の浜)の見どころ
神迎祭は、出雲大社から西へ約1kmの稲佐の浜で行われます。夕刻19時、浜に御神火が焚かれて神事が執り行われたのち、神々をお乗せした神籬(ひもろぎ)を絹垣で覆い、龍蛇神を先頭に高張提灯が並ぶ行列が「神迎の道」を通って出雲大社まで進みます。この行列は一般の人も沿道から見学できます。
神在祭の期間中、一般参拝はできる?
神在祭は神事であって観光イベントではありませんが、期間中も出雲大社への一般参拝は通常通り可能です。参拝時間の目安は6:00〜19:00です。
ただし、神事によっては拝殿内への立ち入りが制限される時間帯があります。神職や係の方の案内に従い、撮影の可否や立ち位置などのマナーを守って静かに参拝しましょう。境内で通常の御朱印を頂くことも可能です。
縁結大祭の申し込み方法・宛先【2026年】
縁結大祭は、神在祭の中でも特に「良縁祈願」の神事として知られ、多くの参拝者から人気を集めています。2026年は11月23日(月・祝、定員1,850名)と25日(水、定員2,000名)の2日間、それぞれ午前10時から斎行される予定です。
縁結大祭への参列には事前申込みが必要です。申込み方法は往復はがきのみで、はがきに氏名・住所・電話番号・参列希望日(第1〜第3希望)を記入し、以下の宛先へ郵送します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申込み方法 | 往復はがき(1枚につき1名分、本人名義) |
| 宛先 | 〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195 出雲大社社務所内 縁結大祭係 |
| 記入事項 | 氏名・住所・電話番号・参列希望日(第1〜第3希望) |
| お問い合わせ | 出雲大社社務所 TEL:0853-53-1100 |
| 申込み時期の目安 | 例年、神在祭のおよそ1ヶ月前(10月上旬〜中旬頃)に公式サイトで要項が発表され、受付が始まります |
※宛先・電話番号・定員は2026年10月時点の公開情報をもとに作成しています(本改善案での確認日:2026年10月11日)。年によって運用が変わる可能性があるため、申込み前に必ず出雲大社公式サイト「縁結大祭」ページで最新の要項をご確認ください。
申込み後に届く「参列通知はがき」を当日の受付で提示する必要があるため、忘れずに持参しましょう。各回とも定員に達すると受付終了となるため、要項が発表されたら早めに投函することをおすすめします。
初穂料・定員の目安(2026-10-11追記:具体的な定員数を追加)
縁結大祭への参列には、例年初穂料として5,000円程度が必要とされ、当日会場で納める形が一般的です。また、往復はがき1枚で申込めるのは1名分のみで、家族や友人と一緒に参列したい場合も、それぞれが個別に往復はがきを用意して申し込む必要があります。2026年の定員は11月23日が1,850名、11月25日が2,000名と案内されており、応募多数の場合は抽選や先着順となることもあるため、参列を希望する方は早めの申込みを心がけましょう。初穂料・定員・抽選の有無は年によって運用が変わる可能性があるため、必ず出雲大社の公式サイトで最新の要項を確認してください。
アクセス・混雑対策
出雲大社の最寄り駅・バス停へは、JR出雲市駅から次の方法でアクセスできます。
- 一畑バス:JR出雲市駅から「出雲大社」または「出雲大社・日御碕」方面行きに乗車し、「正門前」または「出雲大社連絡所」バス停で下車(所要約25分)
- 一畑電車:JR出雲市駅に隣接する「電鉄出雲市駅」から川跡駅乗り換えで「出雲大社前駅」まで(乗り換え含め所要約35分)、駅から徒歩約10分
神在祭の期間中、特に神迎祭・縁結大祭・神等去出祭の前後は周辺が大変混雑し、駐車場も10時〜15時頃には満車になりやすいと言われています。車での来訪よりも、公共交通機関の利用がおすすめです。
よくある質問
- Q縁結大祭の申込みはどこに送ればいいですか?宛先を教えてください
- A
往復はがきを「〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195 出雲大社社務所内 縁結大祭係」宛に郵送します。氏名・住所・電話番号・参列希望日(第1〜第3希望)を記入し、1枚につき1名分のみ申込めます。お問い合わせは出雲大社社務所(TEL:0853-53-1100)でも可能です。最新の要項は申込み前に公式サイトでご確認ください。
- Q神在祭の期間中、出雲大社に一般参拝で行っても大丈夫ですか?
- A
はい、神在祭の期間中も出雲大社は通常通り参拝でき、境内の参拝時間の目安は6:00〜19:00です。ただし神事の最中は拝殿内への立ち入りが制限されることがあるため、神職や係の方の案内に従って静かに参拝しましょう。
- Q縁結大祭の参列に費用や定員はありますか?
- A
例年、初穂料として5,000円程度が必要とされ、当日会場で納めます。2026年の定員は11月23日が1,850名、11月25日が2,000名と案内されています。往復はがき1枚につき申込めるのは1名分のみで、家族や友人と一緒に参列する場合もそれぞれ個別の申込みが必要です。金額・定員・抽選の有無は年によって変わる可能性があるため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
- Q神迎祭は誰でも見学できますか?
- A
神迎祭は稲佐の浜で行われ、浜辺や神迎の道の沿道からであれば誰でも無料で見学できます。ただし神事の最中は静粛にし、撮影のタイミングや立ち位置について案内がある場合はそれに従いましょう。夜間の海辺は冷え込むため、防寒対策をおすすめします。
まとめ
2026年の出雲大社・神在祭は、11月18日の神迎祭から11月25日の神等去出祭まで約1週間にわたって行われます。縁結大祭(11月23日=定員1,850名・25日=定員2,000名)への参列には、往復はがきを出雲大社社務所(〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195)宛に郵送する事前申込みが必要で、例年初穂料5,000円程度という点も踏まえて早めに準備しておくと安心です。一方、一般参拝は期間中いつでも通常通り可能です。
神迎祭や神在祭本祭の行列・神事は無料で見学できるので、混雑対策として公共交通機関を利用しながら、神在月ならではの厳かな雰囲気をぜひ体感してみてください。


