赤ちゃんが生まれてから1カ月前後で行う「お宮参り」。本来は男の子生後31日目、女の子32日目が目安とされていますが、真夏や真冬の生まれの場合は、赤ちゃんの体調を考えて涼しく過ごしやすい秋にずらすご家庭も増えています。この記事では、秋にお宮参りをする場合の時期の目安と、赤ちゃん・両親それぞれの服装のポイントをまとめて紹介します。
お宮参りを秋に行う場合の時期の目安
そもそもお宮参りの時期はいつ?
お宮参りは、赤ちゃんの誕生と健やかな成長を神社に報告し、祈願する行事です。目安は生後1カ月前後ですが、絶対に守らなければならない期日ではありません。産後のママの体調や、赤ちゃんの生活リズムに合わせて、生後2〜3カ月程度まで時期をずらしても問題ないとされています。
夏生まれ・真冬生まれの赤ちゃんは秋への延期もおすすめ
7〜8月生まれの赤ちゃんは、本来のタイミングだと真夏の炎天下でのお参りになってしまいます。同様に、12〜1月生まれの場合は真冬の厳しい寒さの中でのお参りになります。赤ちゃんはまだ体温調節の機能が十分に発達していないため、無理をせず、気候が落ち着く9月下旬〜11月頃の秋に延期するのも一つの方法です。神社側でも時期の融通は基本的に効くので、参拝先の受付時間や祈祷の要否だけ事前に確認しておくと安心です。
赤ちゃんの秋の服装
正式な装いは「祝い着(掛け着)」
お宮参りの正式な赤ちゃんの装いは、白羽二重(しろはぶたえ)という白い内着の上から、祝い着(掛け着)と呼ばれる着物を掛けるスタイルです。祝い着は絹でできているものが多く、秋であれば汗をかきすぎる心配も少なく、快適に着せやすい季節といえます。レンタルできる写真スタジオや着物店も多いので、購入するかレンタルにするかは予算や今後の使用予定に合わせて選ぶとよいでしょう。
洋装(ベビードレス・ロンパース)の場合の秋対策
最近では、祝い着の下に洋装のベビードレスやフォーマルなロンパースを合わせるスタイルも一般的になっています。秋は朝晩と日中の気温差が大きいため、長袖のロンパースに加えて、脱ぎ着しやすいカーディガンやおくるみを1枚用意しておくと、当日の気温に合わせて調整しやすくなります。
両親の秋の服装マナー
ママの服装
ママは、訪問着や色無地などの和装、または落ち着いた色合いのワンピース・セットアップなどのフォーマルな洋装が定番です。秋らしいボルドーやネイビー、ダークグリーンといった深みのある色を選ぶと季節感が出ます。なお、赤ちゃんが和装(祝い着)の場合、ママも和装にするか、洋装であればあまり華美になりすぎないようにすると、赤ちゃんが主役という装いのバランスが取りやすくなります。気温差対策として、薄手のショールやカーディガンを1枚持っておくと安心です。
パパの服装
パパは正礼装であれば紋付き袴ですが、近年はダークスーツにネクタイを合わせるスタイルが主流です。特に厳密な決まりはないため、赤ちゃんやママの服装の格に合わせてスーツを選べば問題ありません。秋は上着があれば十分な気温であることが多いですが、10月中旬以降は朝晩冷え込む日もあるため、コートを1枚用意しておくとよいでしょう。
秋のお宮参りで気をつけたい気温対策
秋は過ごしやすい季節ですが、9月上旬はまだ残暑が厳しく、10月中旬以降になると朝晩はしっかり冷え込みます。参拝する日の天気予報を事前に確認し、赤ちゃんには重ね着しやすい服装を、両親には脱ぎ着できる羽織ものを準備しておくと、当日慌てずに対応できます。また、境内は屋外での移動や待ち時間が発生することもあるため、赤ちゃん用の温度調節がしやすいおくるみやブランケットを持参しておくと安心です。
よくある質問(Q&A)
Q. お宮参りを秋にずらしても問題ない?
A. 目安の生後1ヶ月にこだわりすぎず、猛暑期や真冬生まれの赤ちゃんの場合は、秋への延期も一般的です。神社によって祈祷の受付方法が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
Q. 秋のお宮参りで服装に迷ったら?
A. 赤ちゃんは祝い着の下に肌着を1枚重ねる、両親は羽織りものを1枚持参するなど、朝晩の気温差に対応できる服装を意識しましょう。
まとめ
お宮参りの時期は生後1カ月前後が目安ですが、夏生まれ・真冬生まれの赤ちゃんは、過ごしやすい秋にずらすという選択肢もあります。赤ちゃんは祝い着や洋装にカーディガン・おくるみで気温調整を、両親は季節感のある色合いの服装に羽織ものをプラスするのがポイントです。事前に神社の受付時間や祈祷の流れを確認し、家族みんなが快適に参拝できる準備を整えておきましょう。
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