2026年11月、京都の伏見稲荷大社と貴船神社で、それぞれ「お火焚祭(おひたきさい)」が執り行われます。結論からお伝えすると、どちらも一般参拝者は予約不要・無料で見学できます。伏見稲荷大社は11月8日(日)13:00〜、貴船神社は11月7日(土)11:00〜の開催で、開催日が1日違うため両方見に行くことも可能です。
お火焚祭は、1年間の実りや無事に感謝し、全国から奉納された火焚串・護摩木を焚き上げて厄災消滅や招福を祈る神事です。この記事では、2026年の日程・受付時間・奉納料・アクセスを両社まとめて紹介します。日程は執筆時点(2026年10月)の公式サイト情報をもとにしているため、参拝前には必ず最新情報を確認してください。
お火焚祭とは?感謝と厄除けを込めた火の神事
お火焚祭(火焚祭・御火焚祭とも表記されます)は、主に11月に京都の神社で行われる年中行事です。秋の収穫や1年間の無事に感謝し、全国の崇敬者から奉納された火焚串・護摩木(願い事を書いて燃やす木札のことです)を焚き上げ、罪や穢れを祓い清めて、翌年の福を祈願します。
京都市内では伏見稲荷大社・貴船神社のほか、複数の神社がそれぞれの時期にお火焚祭を行っています。中でも伏見稲荷大社は全国から奉納される火焚串の数が十数万本にのぼることで知られ、貴船神社は貴船大神が火の神様から生まれたという由緒にちなんだ独自の神事として伝えられています。
伏見稲荷大社の火焚祭2026|日程・内容
日程・受付時間
2026年の火焚祭は11月8日(日)13:00〜です。本殿の儀に続き、神苑祭場にて13時から祭典、14時頃から火焚神事が行われ、全国崇敬者から奉納された十数万本の火焚串が焚き上げられます。さらに18:00からは、本殿前で「人長舞(にんじょうまい)」という雅楽・舞楽の奉納があります。
一般参拝・見学方法
伏見稲荷大社はもともと拝観料が不要で終日参拝できる神社のため、火焚祭についても特別な見学制限はなく、誰でも自由に参拝・見学できます。火焚串の奉納も参拝者から広く受け付けていますが、当日の受付締め切り時間は変更される可能性があるため、社頭の案内に従ってください。
夜まで神事が続くため、日没後の京都盆地はかなり冷え込みます。18:00の人長舞まで見学する場合は、手袋やマフラーなど防寒対策をしっかりしておきましょう。
アクセス
- JR奈良線「稲荷」駅下車すぐ
- 京阪電鉄「伏見稲荷」駅から徒歩約5分
- 京都市営バス南5号系統「稲荷大社前」下車、徒歩約7分
伏見稲荷大社は外国人観光客にも人気が高く、日中は千本鳥居周辺を中心に通年混雑しています。火焚祭当日も本殿周辺に人が集まりやすいため、祭典開始の13時より前に到着しておくと落ち着いて見学できます。
貴船神社の御火焚祭2026|日程・護摩木
日程・受付時間
2026年の御火焚祭(御日供講員大祭)は11月7日(土)11:00〜、本宮にて執り行われます。水の神様である貴船大神が、火の神様から生まれたという由緒を今に伝える神事で、「蘇り(よみがえり)」によって新しい力を授かることを祈願します。
護摩木の奉納方法・料金
斎場には、全国の崇敬者から奉納された約1万本もの護摩木が円柱状に積み上げられ、御神火で焚き上げられます。この円柱型の御火焚竈は貴船神社ならではのものです。護摩木の奉納料は1本300円で、当日11:00まで受け付けています(受付時間は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報を確認してください)。一般参拝者の見学自体は無料で、予約も不要です。
アクセス
- 叡山電鉄「出町柳」駅から「貴船口」駅まで約28分
- 貴船口駅から京都バスで約5分「貴船」バス停下車、本宮までさらに徒歩約10分
- 貴船口駅から本宮まで徒歩の場合は坂道を含め約25〜30分
貴船神社は山あいの立地で、11月上旬は紅葉シーズンとも重なります。日中の京都バスは1時間に8本程度運行していますが、紅葉期の週末は乗車待ちの行列ができることもあるため、時間に余裕を持って向かいましょう。
伏見稲荷と貴船、2026年は両方見学できる?
2026年は貴船神社が11月7日、伏見稲荷大社が11月8日と開催日が1日ずれているため、2日間の日程を確保できれば両方とも見学可能です。ただし、伏見稲荷大社(京都駅南東エリア)と貴船神社(京都市北部の山間部)は距離が離れており、電車の乗り継ぎで片道1時間前後かかります。同じ日に両方をはしごするのは現実的ではないため、別日に分けて参拝する前提で計画しましょう。
貴船神社周辺は紅葉ライトアップの時期とも重なります。あわせて紅葉を楽しみたい方は、下記の関連記事も参考にしてください。
よくある質問
- Qお火焚祭の見学に予約や参加費は必要ですか?
- A
いいえ、伏見稲荷大社・貴船神社とも一般参拝者の見学は無料で、予約も不要です。当日、開催時間内に境内へ行けば自由に参拝・見学できます。ただし貴船神社で護摩木を奉納したい場合は、1本300円の奉納料が必要です。
- Q護摩木や火焚串の奉納は当日でもできますか?
- A
貴船神社の護摩木は、2026年の情報では当日11:00まで受け付ける予定です。1本300円で、願い事を書いて奉納すると御火焚竈で焚き上げてもらえます。伏見稲荷大社でも火焚串の奉納を参拝者から広く受け付けていますが、受付の締め切り時間は年によって異なる場合があるため、当日の社頭の案内に従ってください。
- Q2026年の日程が変更される可能性はありますか?
- A
この記事の日程は、執筆時点(2026年10月)の伏見稲荷大社・貴船神社それぞれの公式サイト情報に基づいています。天候や社会情勢により内容が変更される可能性もゼロではないため、参拝前には両社の公式サイトで最新情報をあわせて確認することをおすすめします。
- Q伏見稲荷大社と貴船神社、2026年は両方とも見学できますか?
- A
はい。2026年は貴船神社が11月7日、伏見稲荷大社が11月8日と開催日が異なるため、2日間に分ければ両方とも見学できます。ただし両社は電車で片道1時間前後離れているため、同日中に回るのは難しい点にご注意ください。
まとめ
2026年のお火焚祭は、伏見稲荷大社が11月8日(日)13:00〜、貴船神社が11月7日(土)11:00〜の開催です。どちらも一般参拝者は無料・予約不要で見学でき、貴船神社では1本300円で護摩木の奉納もできます。開催日が1日違うため、2日間かけて両社を巡ることもできます。防寒対策をして、1年の感謝と来年の福を祈る京都の秋の神事を見学してみてはいかがでしょうか。
貴船神社の紅葉ライトアップもあわせて楽しみたい方は京都 紅葉ライトアップ神社仏閣スポット【2026年11月版】高台寺・永観堂・貴船神社ほか、京都の紅葉限定御朱印を探している方は京都 紅葉の限定御朱印まとめ【2026年11月版】永観堂・東福寺など6選を参考にしてください。年末の厄祓いを検討している方は大阪・京都の大祓2026|12月31日に茅の輪くぐりができる神社まとめ、ほかの京都の秋の特殊神事については護王神社の亥子祭2026|11月1日の日程・見学方法・アクセスもあわせてご覧ください。


